ハイキューパーツの公式ブログ「テクニカルガイド」

グレードアップパーツ for ツインサークル2

長たらしい名前がついている製品ですが、端的に言えばツインサークル2用のオプションパーツです。

海外でも販売されているので英名がついています。”Grade up parts for Twin Circle2″。日本ではグレードアップパーツforツインサークル2。型番でGUEP-01。

エッチングパーツです

ツインサークル2についてはリンク先を見ていただくとします。エッチングパーツもメタルパーツ(金属部品)の一種ですが扱うのが初めての方もいらしゃると思いますので、特長だけ(製法は抜きで)紹介。カーモデルやAFVの模型ではおなじみのディテールアップパーツの部類ですが、ことキャラクターモデルにおいてはあまり流通しているものがないことから、扱ったことがない方も多いかもしれません。

主な特長は

  • エッジがシャープ
  • 彫刻が細かい

この2つに尽きます。メーカーとしては量産に向いているのとコスト面ですね。

一方の弱点は、

  • 接着剤によっては剥がれやすい
  • 切り出しが面倒

切り出しに関してはカーモデルなどの技術を流用してなるべく切りやすいように工夫しました。接着剤、どうでしょうか。瞬間クリアパテを使用しましたが、衝撃に弱いパーツだと剥がれるかもしれません。今回の場合ははさみ込むので脱落などはないですが、使う箇所によっては検証が必要になってきそうです。

 

では使い方、塗装法も交えて紹介していきます。

まずは製品紹介から

左はツインサークル2一式。右がツインサークル用のエッチングパーツです。

 

これがエッチングパーツの本体。2本のゲート(一種の)でつながっていますが、製品版では3本になっています。

 

この細いゲートを切り離して使うわけですね。

 

こちらはプラスティック製のツインサークル2です。インナーとアウターパーツが別になっているので、塗り分けが簡単で、ディテールも細かくなるという製品です。

 

さっそく切り出していきます。エッチングパーツでよくやってしまう失敗が、曲げてしまってにっちもさっちもいかない状態なのですが、厚紙を下に敷いてから作業すると簡単に切り離せます。

 

ゲートをぎりぎりのところで切断していくわけですが、新品のデザインナイフで、下に押し切るように切断します。エッチングハサミなどもありますが、ナイフで切れるならナイフの方が楽に作業できます。ハサミは名前の通り、挟んで切断していくので、失敗すると歪みます。

 

これが切り出した状態ですね。ゲートが残っているとあとで中に引っかかって大変なので、綺麗に切り落としておきます。

インナーパーツの上に接着してしまいます。今回は強度のことも考えて(手元にあった)瞬間クリアパテを使用しました。そのままだと硬化に時間がかかりすぎるので促進剤をスプレーしてから載せています。

塗装の便のこともありますが、インナーに完全に固定してしまったほうがのちのちの作業が楽です。

 

 

※あとで外すので接着してしまわないように。はめ込むとこんな感じになるわけですね。

 

分解して塗装するわけですが

エッチングパーツの方が厚みが0.1mmありまして、裏返すと分かりますが当然のごとくインナーがはみ出ます。これを削ります。

 

サンディングスティック320を使っていますが、平面が出てればなんでもいいです。0.1mmの出っ張りが減っこむまで削ります。

 

削って平面にしました。これをやっておかないといざ取り付けたときに隙間ができます。

 

 

これはツインサークル2を使うときのポイント。ここを平らにしておくと見栄えが変わってきます。

 

それと、サイドにパーティングラインがあるのでよくチェックしておきます。いわゆる「ヒケ」なんですが結構凹んでます。あとは通常通りヤスリをかけて、600−800とかけて終了です。エッチングパーツのほうは、すでに整った状態ですので、ヤスリがけ不要です。

塗装に入ります

アウターとインナーを別々に塗装していきます。

 

割り箸に両面テープを貼ったものですが、小物パーツはこの粘着棒が便利です。

 

ぺとっと。

 

エッチングパーツの方の塗装下地には、マルチプライマー(ガイアノーツ)を使用します。本ブログに2回目の登場ですが、使い方が瓶に書いてあるので注視・・・

 

ダブルコート1~2回とあります。つまり、行って返って、行って返って終わり。厚塗り厳禁。それと、乾かしてもちょっとねちゃっとしますが、それで合っています。

あんまり放置しておくとホコリがくっついてしまうので、15分も乾かしたらホントそうに入ります。

エッチングパーツの方には特別カラフルな色を塗らない限りは、表面チェック目的でのサフェーサープライマーは不要です。そのまま模型用ラッカー塗料を塗って行きます。

 

外側のプラパーツはサフェーサープライマーを塗装してから、アルティメットホワイト(ガイアノーツ)、スカーレット(同)と塗装しています。インナーはニュートラルグレー3(同)で塗装しました。

 

完成!

上側は、通常のツインサークル2を塗装したもの。下はグレードアップパーツを使ったもの。上が彫りが深い感じ、下が繊細な感じになります。

 

ちょいホコリかんでますが・・グレードアップ版。

 

ノーマル版。大分印象がかわりますね。お好みで!

 

8月初旬には販売できる予定です。