ハイキューパーツの公式ブログ「テクニカルガイド」

2016年6月中旬発売予定「RNリベットA・B」

新形状ディテールアップパーツ

メカ・ロボット模型キットなどに設けられている2ミリ、3ミリの穴を綺麗にふさぐためのカスタムパーツです。

中心には貫通穴を設けてあり、穴にはめ込んだあとでも、細い金属線や爪楊枝などを差し込めば部品を外せる形状です。

RNはリングの略。頭の形状が穴の周囲を覆うリング形状のため、穴あけの加工痕が目立たなくなることが特徴です。

日本製
真鍮製ニッケルメッキ済


以上が受注案内にある紹介文なのですが、わかりにくい部分があると思いますので補足です。

名前のこと

RNはリングのつづりから取っています。ほかの製品も厳密には「リベット」ではないので、模型意匠用の「リベット」ということで。現実世界では、同じような見た目になるものとして、リングボルト、セキュリティスクリューなどがあります。

脱着式にできないわけではないけれど

RNリベットの開発は、3mm穴(3.1〜3.2mmの穴想定)に脱着可能なディテールアップパーツが何かできないかなというのがが発端です。
実際にはめ込みたい穴の直径にばらつきがあるので、現物合わせではめ込まれる側の調整が必要なのですが、嵌合でもいいですし、完全には固まらない接着剤でも半固定可能です。

取り外しは爪楊枝でもいいですが、真ん中の穴に棒を差し込んで引っ張り出せます。
脱着式には現物合わせが必要ですのでノギス片手に頑張ってください。
貫通穴にはそれぞれ2ミリと1ミリの磁石も埋め込めます。あとは腕次第です。

形状はリベットと近い

加工した穴のフチが見えなくなる釘でいうところの頭(傘)がある形(弊社リベットシリーズも同じ)なので、開けた穴周囲の表面をあまり気にしなくてもいいというメリットがあります。

これは別の商品の説明画像です。
手前がリベットシリーズの例、奥がパイル(杭)の例です。RNリベットは手前、頭がある形状なので、ドリルで穴を開ける時に少々周りが傷ついても頭部分覆い隠してくれます。

「フレームアームズ」では、無塗装で遊ぶ方も多いと思いますので、差し込みたいところの穴を広げた場合も、加工痕が目立たないような仕様にしています。

また、ほかのリベットシリーズ同様にニッケルメッキを施しています。参加保護目的で施しているニッケルメッキなので光沢感はあまりないですが、アルミ素地(スラスターシリーズなど)のものに比べて、細かな切削痕が消えるので、素材感が残る取ってつけた感じが減っているはず。ちなみに中身は真鍮なので、素地だと黄銅色です。

塗装するときは、金属用のサーフェイサープライマーなどを使用してください。

製品名/型番/JANコード/定価(税別)

RNリベットA 2.0mm(10個入)
RNR-A-20
4573211371451
450

RNリベットA 3.0mm(10個入)
RNR-A-30
4573211371468
500

RNリベットB 2.0mm(10個入)
RNR-B-20
4573211371475
450

RNリベットB 3.0mm(10個入)
RNR-B-30
4573211371482
500