今回は簡単仕上げ!
メガミデバイスより、WISM・ソルジャー(”スナイプ”と”グラップル”のコンパチ仕様)のキットからグラップルを選択。本体は無塗装で、なるべく簡単に済ませてみようと思います。
画像は素体モードのグラップル素組みです。テーマは「がお!」
色付きガラス球でワンポイント
今回は試作品の着色済みの不透明ガラス球(1.0mm)をグラップルの腰にワンポイントで埋め込んでみます。
このガラスボールは試作品です。販売したい…と企んで製造しましたが、量産時の生産性に難あり(不良品が大量に出る)のため、在庫限りと直営店のみで販売して終了予定(8月予定)です。いずれ安定しましたら市販したい考えです。
![](https://hiqparts.info/wp-content/uploads/2018/08/1530750691-700x700.jpg)
・1.0mmのドリル+ピンバイス
・ピンセット
・ハイグレード模型用セメダイン
![](https://hiqparts.info/wp-content/uploads/2018/08/1530750691-1-700x700.jpg)
ピンセットの先端にセメダインをのせて、裏側からセメダインを塗ったら完成です。
ヘルメットを例にディテールアップ
今回はキットにもともと彫り込んであったディテールを利用してガラス球を埋め込んでみましたが、ディテールがないフラットな面に、ディテールが最初からあったかのようにガラスボールを埋め込む方法を続いて紹介します。
![](https://hiqparts.info/wp-content/uploads/2018/08/1530840978-700x700.jpg)
丸ボールを埋め込みたい箇所にケガキ針を打ち込んでぐりぐりして下穴を開けます。(下穴は貫通させる必要はないです)
※見やすいようにエナメル塗料でスミ入れしています。
![](https://hiqparts.info/wp-content/uploads/2018/08/1530751417-700x700.jpg)
![](https://hiqparts.info/wp-content/uploads/2018/08/1530750692-700x700.jpg)
ケガキ針で下穴を開けたといっても、丁寧に作業しないと穴が大きくずれたりしますので慎重に行います。
実はこの作業が最重要だったりします。
(ちなみに写真のはスチールバーです)
C面取りをすることで、自然な(工業製品っぽい)ディテールになります。
C面取り以外にも、ゴッドハンドの「スピンブレード」を使って、段落ち加工を施してもよいでしょう。
![](https://hiqparts.info/wp-content/uploads/2018/08/1530752023-700x700.jpg)
![](https://hiqparts.info/wp-content/uploads/2018/08/1530750692-3-700x700.jpg)
ちなみに使用しているピンセットは
KFIの”K-3 GG”です。
1000円前後で手に入るピンセットの中ではこれがおすすめです。
このピンセットの先端なら爪楊枝より細いので、細かな作業ができます。
注:金属製ゆえにつまようじに比べてパーツや塗膜に傷がつきやすいので扱いには注意が必要です。
![](https://hiqparts.info/wp-content/uploads/2018/08/1530750692-2-700x700.jpg)
![](https://hiqparts.info/wp-content/uploads/2018/08/1530750692-1-700x700.jpg)
ワンポイントを入れたい場所に埋めたり、自分の中でルールを決めて全体的に埋めたり、埋め方は色々ありますが、最初は自分が好きな作家さんの作例をまねるところから始めていくのが良いと思います。
フレームアームズ
・メガミデバイス WISM・ソルジャー スナイプ/グラップル
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