簡単にいえば当て木です
でも、ただの当て木に興味はありません。ただの当て木はわざわざ販売必要もないので順番に紹介していきます。
リタックスティック(5セット入)1680円税込です。
1セットを板・粘着シートとして5セット。それに粒度シールが付属します。
中身はこれ!
乳白色のポリカーボネート板、極薄粘着シート、粒度シール
紙やすりを貼りつけて使う、「当て木」の自作セットです。
約2cm x 9cmです(このサイズになった理由は・・・後で)。乳白色なのは、長期間使っても傷が目立ちにくいためです。
大人が握って丁度よい&しなりにくい厚みです。これはまだ保護フィルムが付いている状態です。
粒度シール。使っている番手が一発で分かる&好きな番手の当て木が作れます。洗えるように防水ですよ。
極薄粘着シートは水洗いで粘着力が復活。そして、これが大事な点。超薄です。
作ってみますよ!
まずポリカーボネート板についている保護フィルムを剥がします。99%の確率で両面にあります。
粘着シートを板にあわせて貼り付けます。何度もはがせるのではみ出した場合はやり直しを。
で!用意した紙やすりに貼りつけます。タミヤ社のフィニッシングペーパーの幅より少し狭く作っています。はみ出した部分はカットしてしまってもいいですが、貼替えの時に剥がしやすい「耳」になるので、そのままにしておいて邪魔でなければそのままがベターです。
古くなったハサミでカットする方がいいぞ!ハサミがすぐダメになります。このはみ出したのが「耳」ですね。
板にあわせてジョキジョキと・・・。
ヤスリ面完成。あとは粒度を忘れないうちに・・・。
できあがりです。
紙やすりがダメになったらはがせばいいじゃない。無限には使えないと思いますが、何回も貼ったり剥がしたりして紙やすりを張り替えることができます。
できた。1000番もシール内にあるんですが、私は800番までしか普段使わないので、頻度が多い400番を2個にしました。
(見難いのは承知で)ほらこんなにうすうす!
角にあてても(見難いのは承知で)ふかふかしない!
これが推奨する持ち方。いわゆる鉛筆持ち?
汚れちゃったよ!
こん・・・な・・・汚れ方をすることはないと思いますが、ここまでゴミが付いても大丈夫。
流水でジャバー!(洗剤は付けないでください)
軽く指でこすればすぐに綺麗に!
粒度シールも防水なので問題なし。
繊維が出にくいタオルで拭いた方がいいんですが・・・適度に布で水分を拭きとってしばらくすれば再粘着OK。再度ヤスリを貼りつけたら復活です。
これで捗りますね!
〜ここからは製品発売に至る経緯についてなのでお暇な方だけ〜
面出しに特化したヤツが欲しい
※リタックスティックは「フィギュア」のガレージキットの製作には向いていません
サンディングスティックは面出しには特化していません。使ったことがある方は分かると思いますが、若干曲面になっているパーツにもヤスリがかけやすいように、スポンジを挟んでいます。プラスティックキットでほんとの平面になっているところは少ないですからね。つまむようなうまい使い方をすれば平面出しに向いていますが、製品としては、あくまで「汎用品」です。面出しに特化したヤツ欲しかったんです私も。
でも金属板が一番じゃ?
以前にうちからも金属当て板をリリースしたこともありましたが、プラスティックキット相手だと、角で傷を付けてしまうことも多く、それの修復に取られる時間が乗算して・・・・ねぇ。(/ω・\)
ということで、使い方によっては金属板はベストじゃないぞと。で新しい素材を探しました。
使ってる番手がわからないぞ!
自分でプラ製の当て木や既製品の当て木タイプのヤスリを使った時に番手がわからなくて混乱したことはないでしょうか?
普段自分で模型を作るときは、400、600、800とかけてサフェーサープライマー、チェック後に塗装としているのですが、一体自分が使っているのが何番かわからなくて、私はよく混乱していました。
そこで、以前リリースしたサンディングスティックを作るときにも予算アップを覚悟で番手を大きくスタンプしたのですが、それ以外の当て木となると、自分で書くか、覚えるかですよね。番手を把握することがヤスリがけの効率アップに繋がる。これ決定事項。
当て木に貼るシールも欲しいなぁ。
なんども使えるようにしたい
貧乏モデリングというと言葉は悪いですが、工夫モデリングは大事ですよね。
モデラーならばいろいろ工夫してなんぼです。
ヤスリは大事だとは思っていてもなかなかお金をかけにくい部分だと思います。一番消費する工具ですからね。なので、模型店が仮に近くにない方でも、ホームセンターの紙やすりを使えるように、粘着シートを付属させました。
数年前はなかったのですが、現在は極薄の粘着シートが存在します。しかも水で洗えば汚れがとれて、粘着力が復活するすごいやつです。これは市販されてません。
それを使えば、面出しに使える硬さを維持したまま、経済的に市販の紙やすりを使える。
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金属板→ポリカーボネート板 (プラスティックの専門家によると一番適しているようです)
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番手がわからない→番手がわかる粒度シールを付属 (洗えるように防水シールにしました)
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なんども使えるように→特殊な透明粘着シートを付属させました
で、でき上がったのがリタックスティックでした。
余談
うちの製品で作る時に価格設定元にしているのは、自分で作るまたは市販で買うよりは安価になるようにです。時期が経って技術公開されたりして安価になるものも時々ありますが、買うに値する価値=自分で作るより安いというのは維持していきたいなと思います。ということで、リタックスティックも個人で依頼して作るよりは安価になっています。そもそも1個から買えないしね!
いいものをおてごろ価格で。ここで勝負したい。
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