宇宙メカにオススメ　凸凹ディテールスラスター
高精度・2ピース構造

アルミを旋盤加工したディテールアップパーツ。SVスラスター3（スリー）は、特徴的なアウターと薄いインナーパーツの2ピース構造。アウターは、実際のロケットエンジンをモチーフにした半円型のリングを連ねた形状。インナーは高精度に薄く加工され、アウターの内側に隙間なくはめ込むことができます（接着推奨）。
　色の塗り分けが簡単にできることに加え、1パーツでは難しい奥行きのある形状を生み出しています。模型本体への取り付けや、部品同士の接着にはセメダイン「ハイグレード模型用」接着剤か、クリアエポキシ接着剤などを推奨します。塗装時は、消毒用エタノールなどで脱脂・洗浄後に、金属用プライマーを塗装し、模型用塗料で塗装して下さい。

サイズ詳細

SVスラスター3 8.0mm（2セット入）（SV3-080）
ベル外径/8.0mm 高さ/5.8mm（組付け時・ピンを除く）
ピン径/3.0mm 取付部外径/6.3mm
アルミ製 内容物/アウター・インナー各2個

SVスラスター3 10.0mm（2セット入）（SV3-100）
ベル外径/10.0mm 高さ/6.8mm（組付け時・ピンを除く）
ピン径/3.0mm 取付部外径/8.0mm
アルミ製 内容物/アウター・インナー各2個

SVスラスター3 12.0mm（2セット入）（SV3-120）
ベル外径/12.0mm 高さ/8.7mm（組付け時・ピンを除く）
ピン径/3.0mm 取付部外径/9.6mm
アルミ製 内容物/アウター・インナー各2個

画像一式

基本情報

余録と仕掛け

ご存知の通り、原材料費・輸送費諸々の価格が複合的に上がっており、細工を凝らした形状と、価格の折り合いをつけるのが難しくなってきました。生産数を増やして価格増を吸収して来ましたが、低価格&単純形状路線のSTDスラスターも2023年内に価格が変更されます。

SV3スラスターでは、形状を工夫して加工費を抑えました。本来は3パーツにして分割したいところですが、外殻にかなり費用がかかるため、3パーツにすると気軽に購入できる価格ではなくなってしまいまして、少し仕掛けを加えて2パーツにしました。従来のモデルではインナーバッフルと呼ばれた中心部と、アウターを一体化して旋削して作り、価格を抑えています。2パーツですが、複雑に見せる重ね合わせの形状です。

インナーは、ベル奥に設けられた溝にピッタリと収まります。インナーパーツの端面（始点）が溝の中にあるため、奥行きを感じさせる形状です。特に色変えしたときに効果が顕著で、重ね合わせで分割部を見せないことで複雑に見えるように設計しています。

使用例がまだできておりませんので、今後紹介いたします。