07式の「なっちん」と、その旧式06式の「ろく」のパーツを組み合わせて「ななろく」というキットバッシュ機体を作りました。なるべく加工をしない簡単な工作で作ったので、真似していただけると嬉しいです。工作編に続いて今回は塗装編です。
スプリンター迷彩のおさらい
スプリンター迷彩用マスキングシール(計4枚入)を使用して塗装します。あらかじめカット済みのマスキングシールなので「形」についてはある程度の良好な結果が担保されていますが、色については色の選択と調整が必要です。迷彩塗装用の色の調色テクニックでロジックを説明していますので参考にお願いします。
いずれもガイアカラーを使用。[G]表記
完全乾燥前にマスキングシールを剥がします。完全乾燥前に剥がすのは、色の境目・際を綺麗に仕上げるためです。
この2色をまたがってデカールを貼りたい場合はクリアの吹き付けが必要です。デカールが塗膜の段差の影響を受けて、デカールの表面にも段差が出てくるためで、目立たなくする目的でクリアを吹き付けます。
思うような結果が得られなかった場合、調色からやり直します。概ね色の差が大きすぎる場合なので、グレーの量を調節します。
実践編①
なっちんの肩のシールドパーツを塗装します。模様が定間隔で揃うと、迷彩的に格好がよくないので、周囲にはみ出すように貼ります。
薄グリーン[G]ライトグリーンを塗装・乾燥後にマスキングシールを貼りました。
実践編②
画像のように複数のパーツで構成されている部位の場合は、組み立てた状態でマスキングを行います。
バラバラの状態でマスキングすると、パーツ間の模様が合わなくなり、組み立てた時に迷彩塗装感が得られません。
分解後のパーツに合わせてマスキングシールをカットし、それをパーツとパーツを跨ぐように貼ります。
実践編③
実践編④
胸部の塗り分け
ニュートラルグレー1を塗装→マスキング→ライトグリーンを塗装する工程です。
円形マスキングシールS 1.8mmの上下をカットすると形が合いました。
次回は完成編です。
使用キット
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