スジボリ用ガイドテンプレートの使い方をイラストで紹介していきます。スタンダードなものから最近のスーパーカーに見られるディテールまで工夫次第でいろいろできます。
現物でとも思ったんですが、透明なシールなので見難いと思いますので、イラストでの紹介です。ご了承ください。
それと、絶対なにか入れなくてはいけないということもないので、自分風に変えたいとか、最近のキットやデザインに揃えたいとか、必要に感じたら使ってみてください。結局完成しないと意味が無いので、適材適所が大切だと思います。
それと、記事を書いている時点で初回生産分は完売に近いです。9月末頃には再生産分を販売再開予定です。
平面のパネル分割
またしてもシールドくらいのサイズですが、なにかの足だと思ってください。
ベーシックの利点は、左右対称の位置を取りやすいことです。左右対称のシールが入っていますので、角を合わせて貼りつけて、直線の部分は定規でもいいですし、ガイドテープというものも販売しています。
アクセントに0.5mmのドリルで穴を開けました。
パネルラインの追加で考えるのは、「丈夫」なことです。あまり鋭角のものは固定もしにくいし、もしあっても隣り合う直角とあわせて鈍角にしたりしますよね。車や現実にある航空機などの構造を考えると仮定しやすいです。
次は上のものにジグ1を組み合わせた例。小林誠デザイン「GEO」の胸などにも見られるディテールですね。
センターを取るのが難しいですが、垂直だけ出ていれば少々は左右にずれても大丈夫です。
左右パーツの同じ位置に入れる
まさに、太ももとか、腕のディテールですが、この左右パーツの同じ場所に同じ角度のラインを入れようとすると、分度器が必要なところなんですが、、、
折線のところに垂直にベーシック75を貼り付けます。左右対称のシールが入っていますので、左右で使い分けてください。
シンプルな分割ライン
腰とかにある、ただの箱みたいなパーツと思ってください
上から6ミリ(ガイドテープで6ミリ取ります)のところにジグ1を貼りつけて、なぞるだけです。
これを普通の直線テープだけでやるのは、できないことも無いですが、例えば腰回りに8個あった場合は困難ですよね。テンプレートの便利さというのはこういうところで時間短縮できることにあります。
アヴェンダドール風
かなり奇怪ですが、ランボルギーニのアヴェンダドールのテール側にみられるディテールです。ベーシック60を貼りつけて平行を保ちつつ貼っていきます。
基本的なジグの応用
肩のパーツとでも思って頂ければ、、、
左右に同じラインを入れるのに便利です。上でも出ましたが、上から3ミリを取るのにはガイドテープを使いました。
応用で、ジグを組みわせて階段状にも出来ます。もっとシンプルで良ければベーシック75を使って後付装甲のような雰囲気にもできますね。
1シート約100円のテンプレートに、100円以上の価値が見いだせましたでしょうか。
今回紹介したスジボリ用ガイドテンプレートはこちらからどうぞ。