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マルットイズ「NOSERU」 3Dプリンター部品カスタマイズ NS-X 工作編

マルットイズ プラモデルシリーズのキット「NOSERU」の作成記事です。作るのは今回で2体目で、前回のナホシテントウムシカラーは別エントリーで紹介しています。丁寧に工作すれば塗装工程まで早いですが、フレームも塗装する場合は干渉する周囲を削るなどでクリアランスを確保するのが大事です。

今回決めていたのは、

  • SVスラスター3 12mmを使う
  • Fusion360で作ったデータを3Dプリンターで出力して取り付ける
  • ホンダ初期の葉巻型F1カーみたいなホワイトに塗装(赤いラインはCR-Xから着想)
  • 1980年代のロゴデザインイメージを取り入れる
  • 低重力エリアで運送サービスをするNOSERUのイメージ
  • 背負うコンテナはアルミ合金製
  • ツヤテカに

です。

NOSERUの頭の合わせ目消しなどの基本工作は以前のエントリーを参考にしてください。

SVスラスター3を取り付ける部品をFusion360で作る

SVスラスター3は汎用品のため、キットのどこかにそのまま取り付けられるわけではないです。取り付ける専用のパーツをFusion360のソリッドモデリングでデータを作りました。追加パーツを作りやすいように、側面は真っ平らにしました。真っ平ら部の直径が36.5mmくらいです。

※Fusion360は、いろんな3D造形方法が使えて、積み木的なソリッドモデリング、面で構成するサーフェイスモデリング、塑像的なフォームモデリングなどを切り替えながら設計でき、向き不向きを考えながら使う必要があります。

不勉強のためソリッドモデリングだけで作っていますが、今回の形だとフォームモデリングやサーフェスモデリングのほうが面をなめらかに接続できるのでおすすめです。

今回はプリミティブ(原始的)な単純形状を重ねて、フィレット(角丸め)して面を繋いで作っています。後端のまとめ方で苦労しますが、後端はソリッドモデリングだけで処理せず、サーフェスモデリングで切り抜いたしたほうがきれいにできそうです。形の関連性を持たせるためにフィレットの直径は、NOSERU頭部のちょんまげ径と同じになるよう調整しています。

SVスラスター2 12mmの取付部ピンの直径は3.0mmで、塗装後に取り付けます。データ上では少し大きめに3.1mmくらいの穴を開けて、出力後にピンバイスで調整します。

通常の無発泡ウレタンレジンパーツと同じ扱いで、ヤスリがけして整えます。

運搬用コンテナ

アルミ合金製(風)のコンテナもFusion360で作りました(NOSERUのキットには荷物を背中に載せるためのフレームが含まれています)。同じくソリッドモデリングですが、紫外線硬化樹脂の無垢で作ってしまうと重たすぎるので、中を空洞にし、底面を貫通させました。

コトブキヤ マルットイズ プラモデルシリーズ
NOSERU


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