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クラウド迷彩用マスキングテープの使い方 実用編

クラウド迷彩マスキングテープ

やってみると簡単だぜ!

気合を入れて説明書も作りましたが、やってみないとやっぱりわかんないものです。なので、こっちの実例も含めて興味を少しでも持ったら挑戦してみてください。

クラウド迷彩マスキングテープ

↑最終的にはこういうのを作りたいわけですね。

エアブラシまたはスプレーを対象とした商品です。筆塗りで使えないこともないですけど、筆塗りは筆塗りの良さをいかすならフリーハンドの方が面白いと思います。

クラウド迷彩用マスキングテープS(1枚入)

クラウド迷彩用マスキングテープM(1枚入)

何枚買えば足りますか?っておそらく質問が来ると思いますが、ものによるのでなんとも・・・。

初めのうちは必要数もわからないので2枚買っておいたほうがいいと思いますよ。

 

2色迷彩にトライ!

まずは下地を塗ります。これは白い6cm角のプラ板に左からそれぞれ、ガイアノーツ「ピュアオレンジ」「黄橙色」「ストーングリーン」を塗装したものです。それに、クラウド迷彩用マスキングテープSを貼りました。

貼る時のポイントは、模様のつながりを意識すること、っていってもよくわからないと思うので、島とか雲とかを想像してなるべくまばらに貼るようにします。

で、上の状態にして、ガイアノーツ「ニュートラルグレーIV」を塗装しました。

半乾きのうちにマスキングテープを剥がします。多層迷彩になると剥がすのがあとになる場合は別として、マスキングはなるべく半乾きのうちに剥がすほうが境目が綺麗に仕上がります。特に硬い塗料の場合は、合間に剥がすほうがベター。マスキングテープを剥がしやすいピンセットも販売する予定です。これはそのうち紹介。

 

剥がした状態です。2色の場合はあまり段差ができませんが、クリアを何回かに分けて段差をなじませてやるとベターです。個人の美観の部分なので必須ではないです。デカールを上に貼りたい方は必須ですかね、そのままだと引っかかって大判は貼れません。

 

3色迷彩に挑戦!

写真の状態は、白いプラ板の状態でマスキングテープを貼って、1色目を吹いたあとに、さらに上にマスキングテープを貼った状態です。1回目のマスキングテープは小さめのを、2回目以降は大きめのにするとまたがった感じになってまとまり感がでます。

 

で、2色目で塗りつぶします。

 

全部剥がすと、三色の迷彩ですね。

 

違うカラーで三色迷彩

ガイアノーツ社の鉄道カラーはいい色(調色しなくていい)が多いんです。

クラウド迷彩マスキングテープ

ガイアノーツ社

  1. 西武2000系イエロー
  2. ニュートラルグレーIV
  3. 西武ベージュ

の三色です。

 

四色迷彩も簡単です

複雑な色の取り合わせになると、バランスを考えなくてはいけないですが、説明書にもある通り無彩色2色+有彩色2色なら簡単です。

使う色は、ガイアノーツ社

  1. ホワイト(今回はアルティメットホワイトを使用)
  2. ライトグリーン
  3. ブラック(今回はアルティメットブラックを使用)
  4. ダークグリーン

写真はホワイトを塗装したあとに、ライトグリーンを塗装。その上にマスキングテープを貼った状態です。

 

その上にアルティメットブラックを塗装。

その後にマスキングテープをさらに貼って、ダークグリーンを塗装すると

こうなります。デカールを貼るためにクリアを吹く直前の写真です。

 

 

 

デカールを貼るとまとまり感が増しますね

最後のは四色迷彩。間に黒が入っています。

TNDデカールMCNデカールがメインです。白、グレーは関係ないですが、補色が似合います。緑に紫とか。

 

 

塗る色はどっちが先かという話

迷彩塗装をする時にどの色から塗ったらいいのかというのを悩むと思うのですが、目的によって変わります。

上のは同じ色の組み合わせなんですが、左がグレーが先、後でピュアオレンジ。右がピュアオレンジが先で後にグレー。

ポップな仕上がりにしたいときは、右側が正解ですが、落ち着いたまとまりにしたい時は左側が正解。オレンジはくすんで茶色に近い色合いです。

 

白は勿論一番最初に塗ってマスクするべきですが、ちょっとくすんだ白やクリーム系の欲しかったら後の方が正解ですよね。

という一例でした。

 

それなりになんとかなる!

2-3回目くらいからうまく出来るようになります。

 

まだ製作途中ですが、西武ベージュとニュートラルグレーIVの二色迷彩だとこんなかんじです。

迷彩前。

 

迷彩後。