2DDステッカーは、ちょい足し
フレームアームズシリーズに限らず、武器やオプション品をつけるために開いている穴について。同じ径の部品を埋め込んでフレーム色で塗装するか、完全に埋めてしまうか、そのままにしてもいいですが、手間を掛けたくない部分なので悩ましいものです。
上の画像は取り付け用の3mm穴が開いたままの状態です。
2DDステッカー(12月発売予定)は、穴に貼ってなにかディテールがあるように見せる模様が平面で印刷されているカット済みステッカーです。あくまで2D(平面)ですが、それっぽく見えるような色選びに注力しました。円形直径1.8mm〜5.0mmまでの模型用特化の細かなサイズなので出番は多いです。
貼る前に測る
穴のサイズの採寸が一番大事です。直径2.8mm? 3.0mm? 3.2mm?
サイズが合わないと、フチが盛り上がって美観を損ねたり、底面(白)が見えてしまい、せっかく貼っても見た目がよくありません。よく測りましょう。
底上げが必要な場合がほとんどです
貼り付け場所の穴が深すぎる場合は、貼っても見えないので底上げが必要です。約0.5mmから1.0mm凹ますのが推奨です。一般的な工作手順は、穴に3mmのプラ棒を挿し込んで端面にステッカーを貼る流れですが、ガルツヴァークの場合は、裏側にプラ板を貼れば1mmの深さの穴が作れました。
柄をいくつか予定しています。画像のはストライプ。遠目に見れば横に線が入ったディテールがあるように見せるステッカーです。
何もしてないよりちょっとよく見える
手間がかからないわりに、やった感が出てくれるお手軽なステッカーです。
押しピン痕隠しに
正しくは、エジェクタピンですが、通称「押しピン痕」隠しにも使いました。下の画像は塗装後に組み付けたあとに押しピン跡が見えることに気がついてしまった画像です。
通常は、パテで埋めて平坦にするか、薄い板を貼り付けるか、削り取るかです。
3mmのエジェクタピンで押されていたので、3.0mm用のシールがちょうど入りました。
ピン痕隠しにちょうどよいステッカーでした。
次は完成編です
使用キット
フレームアームズ
・ガルツヴァーク
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