ハイキューパーツの公式ブログ「テクニカルガイド」

WAVE Ma.K. 1/20 ラプター その6

追加塗装しました

前回からしたことは、塗装の修正(迷彩のジャギー感とか)ですが、一番目立つのはマホガニーでモールドを書きなおしたことですかね。消えてしまった胸の線とかを細い面相筆にかなり希釈して薄目にモールドに茶色を入れました。はみ出しても周りの色でトリミングすればOK。あとでエナメルでやると割れちゃったりして悲しいので今回は先にモールドに影色を入れました。 デカールはマークフィットを使って貼って、クリアを砂吹きして表面保護。その後デカールの部位だけ厚吹きして段差が目立たないように。 クレオスのつや消しクリアーを塗装。頭部、肩にはその後にツヤを持たせたかったので小さくクリアをかけています。

パイピングとか

その3で紹介したメッシュチューブですが、普通のプラパーツのようにプライマー吹いてサフ吹いて、色乗せてと塗装すると、はげます。 説明にも書いていますが、アルコール系の塗料で塗装すれば、染めるように塗装できます。中には不向きなものもあるので目立たないところでチェックを。

今回使ったのはガンダムマーカーのジオングレー。もっと濃い色で塗りたかった(いつもはファントムグレーを使うんですが)見失ったので、この色で。緑が入っているのでちょっとゴムっぽく見えます。

3回くらい染みこませるように塗装すればOKです。コピックなどのアルコール系ペンでも塗装できるので鮮やかな赤や青、黄色などにもできますので、キャラクター性の強いモデルには色を合わせるのがいいと思います。白のままでいいというひとも、ちょっと黄色味を足してやると自然になります。

瞬間クリアパテで隙間を埋めてシーリングする予定でしたが、思いのほか隙間も開かなかったのでこれでよしとしました。時間があれば埋めてみます。

腕のパイピング

その3で紹介した腕のパイプの方ですが、ちょっと金属がなまなましいので、ガンダムマーカーウェザリングマーカーの黒いヤツでちょっと筆塗りしました。

で、今こんな状態

かかとのパイピング

これは部品の紹介を忘れていましたが、細いコードです。日東キットにはこんな素材も入ってたんですよね。豪華なキットだったと思います。

線は2種類販売していますが、0.6mmの細い方です。1.2mmのは腕にあうサイズ。1.2mmのはホームセンターでも似たようなのが手に入りますが、0.6mmはなかなか置いていない&素材が固すぎたり半透明だったりしたので、良いものを選んでみました。

その2で紹介したHDフラットリベットを埋め込んだカカトに瞬間クリアパテを少量充填して、ワイヤーのほうに硬化促進剤を塗って、差し込んで接着しました。

上に差し込んで終了です。3cmくらいですかね。ちょっと曲げて挿し込むようにするので、長めに。このあとつや消しをここにも吹いたら終わりです。

問題のアンテナ

どうしようか悩んでなんにも書いてなかったんですが、シングルバルカン1.0mmを根元に使って、0.5mmの真鍮線を挿し込んで使いました。線は模型店でバラでも買えると思うのでステンでもピアノ線でもいいと思います。

差し込んだまま接着を試みる!

0.5mmの穴を開けて、真鍮線を挿し込んで、シングルバルカンを瞬着で固定しました。この後、装甲裏に使ったグレーでぺとぺと塗ります。「触らなければ禿げることもない」ので触らないことに決めました。

第一次完成

頭部の赤いところはガイアカラーの蛍光レッドを使いました。

もう完成でいんじゃないでしょか。

ハッチはとじたら中が見えないし、初めにペトペトしたパテの影響でちょっとしたウェザリングに見えたり、下地が透けたりして汚れた風に見えてこれで完成でもいいんですが、せっかくなので次回から・・・・

  • パステルとエナメル塗料を使ったウェザリング(苦手なんですが)
  • ハッチの中と、パイロット塗装
  • 台座と銘板の製作

追加編を紹介します。

銘板はどうしようか。