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FA 「冥武(ミンウ)」 「工作・塗装編」

冥武

角張ったメカが多いフレームアームズシリーズの中で、丸っこさで際立つのが冥武です。

FA玄武を作るのは2体目です。細かな工作は以前の記事を参考にしてください。

今回は、四肢とパイプ改造箇所を強調したいので腰回りのアーマーは作りませんでした。腹回りがより引き締まっているように見せたいためです。

NPパイプの取り付け

NPパイプを冥武(玄武)側面のパーツに取り付けます。NPパイプ Mサイズ12個。芯材(内側)は直径2.9mmのスプリングです。

無加工の状態
キットのパーツを分解します。曲げに対応するためか、PVCとABSでできていました。
被覆線の直径と同じサイズの穴を開けて、塗装後の組立時に被覆線を接着固定(仮組み段階では差し込むだけで固定)。スプリングごと差し込めるように2段の穴を開けておくと見た目が良くなります。
重要なポイント。被覆線の固定が不十分だと、後で修正が必要になることがあります。
芯材にはアルミ被覆線を使いました。
塗装後に組み付け。ハイグレード模型用セメダインで、中に通す被覆線とプラパーツを固定します。同接着剤は、硬化すれば十分固定に使用できる強度がでます。初期接着力は低いので固まるまで固定が必要です。
NPパイプは事前につや消しクリアを吹き付けました。
Lサイズ使用例。Lサイズの場合は、キットのチューブパーツにそのまま無加工で取り付けられますが、肩側の固定が緩くなるので接着が必要です。

塗装

507さんのカラーパターンを踏襲。ミリタリーカラーが中心です。

茶色 ガイアノーツ 217 タン

グレー クレオス 305 グレーFS36118

ダークグレー クレオス 116 RLM66ブラックグレー

タンク ガイアノーツ ピュアオレンジ
※International Orange(いわゆるNASAオレンジ)に似せたかったため選択。手持ちでは一番色が近い

股間上 黒
ニュートラルグレー5

アンテナ 白
ニュートラルグレー1


下地白、ガイアノーツ 蛍光グリーン

比較用のグレーカラー。
ガイアノーツ 217 タン
クレオス 305 グレーFS36118
以上の3色の組み合わせ+オレンジです。

タンクパーツの塗り分け

NASAオレンジをイメージして塗装。

円形マスキングシールS(2.6mm)が小さなタンクにジャストサイズです。
太い方は円形マスキングシールM(4.4mm)を使いました。
きれいに塗り分けできました。

足の裏の塗り分け

円形マスキングシールL(5.8mm)の枠を使ってマスキングします。
きれいに塗り分けできました。境界のはみ出しは、わずかであれば溝に墨入れすると目立たなくなります。

RB03 コーションデカール

フレームアームズは、スケール表記が1/100です。が、細かな部品が多いのと巨大さを演出したいので、1/144版を使用することが多いです。

1/144 RB03 コーションデカール ワンカラーホワイト(1枚入)RB03-144OWHを使っています。

二重丸のマークは丸いメカによく似合います。

冥王星をテーマにしたデカール

冥王星をテーマにしたデカールを作りました。

あとは組み立てるだけなのですが・・・。組立時に要補修箇所や折れた部品が出てきました。
次のエントリーで補修の流れも紹介しています。

次は完成編です。

使用キット

フレームアームズ
冥武


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