2回目のすぽーつ
「20 メカトロウィーゴ No.05 すぽーつ “ぶるー”」は2回目作成です。基本的な注意点については別エントリーをご覧ください。今記事では割愛いたします。
ベイサイドブルー風ブルメタに塗装したい
日産自動車にベイサイドブルーという塗装色が初めて登場したのが、R34型(10代目のスカイライン)GT-Rだったかと記憶しています。スポーティーな鮮やかなブルーがとても似合っていて、個人的にはR34といえば、「青」がイメージされます。
※現行型では、ワンガンブルーという名前で似た色が選べるそうです。
下の写真は、以前作ったアオシマの楽プラシリーズ「ニッサン R34スカイライン GT-R(ベイサイドブルー)」で、ベイサイドブルー風塗装に挑戦したもの。シルバーにクリアカラーを重ねるキャンディー塗装が現車の色に近い方法と思われますが、エアブラシ塗装で濃淡の調節が苦手なので、もっと簡単な方法がないかと模索し、ガイアカラーのプライマリメタリックブルーを使う方法で塗装したら近いものにできました。
濃淡の差が出やすいキャンディー塗装よりはムラが少なくてできたのでキャンディー塗装が苦手な方は参考にしていただければ幸いです。1/20のウィーゴを題材に紹介します。
プライマリーメタリックの使い所
キャンディー塗装が苦手な人に嬉しい(本来は違う使い道と思いますが)、ガイアカラーのプライマリーメタリック3色です。メタリックレッドを使ったマルットイズ「NOSERU」は別記事があります。
通常のキャンディー塗装のセオリーは、
シルバー→カラークリア
ですが、この塗料を使って、
プライマリーメタリック→カラークリア
カラークリアまたは隠蔽力の低い塗料で、濃淡のムラを減らすやり方です。
プライマリーメタリックは、下地が白か黒かで濃さが変わってきます。今回は、さらに上に塗装をするので暗くなりすぎないように白い下地で開始します。
1.白いスプーンにプライマリーメタリックブルーを塗装
下地の白が見えなくなるまでしっかり塗装します。
2.上掛け
タミヤマイカブルーを上掛け塗装します。もともとある程度青っぽい色に透ける青を重ねることで、濃淡の差を減らせました。吹きすぎるときらめき感が落ちてしまうので、好みの色になったら止めましょう。
マイカブルーは、下地が透けるので、プライマリーメタリックブルーの上掛けにちょうどよい色です。ちなみにマイカは雲母の意味です。昭和〜平成の車だとマイカ○○というカラーがよくラインナップされていました。
3.クリアを吹けば
クリアを吹いてテカテカにすれば、メタリック感が増してベイサイドブルー風塗装の完成です。濡れ肌になるくらいたっぷりクリアを吹きます。
ウレタンクリアまで吹けばテカテカだ
試作品のデカールを貼った後に、ロックペイントのマルチトップクリヤーQRを塗装しました。このウレタンクリアは、一回ウレタンクリア塗装したあとに、再度上掛け可能です。ホコリを噛んでしまったりして補修が必要なときにも使える頼もしいウレタンクリア塗料です。※要換気
その2に続きます。
使用キット