カラーリングを決めます
その前に洗浄
基本工作を終えたので、轟雷・改のパーツを超音波洗浄機で洗浄しました。
よく水を切って、乾燥機の中に入れて乾かします。
カラーチップでカラーシミュレーション
パーツを乾燥させている間に、塗装の準備を進めます。
白メインに、鮮やかな青、暗いグレー2色を入れてSTGに出てくる人型ロボットっぽい配色にします。ハイキューカラーチップに塗装し、机の上に並べて使用する色を選定しました。
塗装を進めます
なんとなくで作業を始めてみます
元の白のみの轟雷・改もとてもかっこいいのですが、いろいろな配色に挑戦したいです。グレーとブルーを塗装して、仮組みしてみました。色の選択が間違っていないのかを確認します。
塗装しながら細部の修正も行います。
いざ塗装工程にはいってから、気になるところが見つかることも多々あります。
今回は轟雷の頬のインテークっぽい箇所を塗り分けるのに、スジボリを追加したところです。
画像の様な凹状のディテールを綺麗に塗り分けるには、スジボリは欠かせません。色の境目になるところをスジボリしておけば、多少塗り分けが荒れても、スミ入れがクッションになって塗り分けが綺麗に仕上がります。
仮組み。そして修正。
頭部の修正も終わりましたので、残りのパーツも塗装して組んでみました。
グレーの部分がちょっと多かったですかね。なんだかちぐはぐな感じになってしまいました。
スッキリした印象に近づけていく作業
何箇所かアレンジして、ホワイトの面積を増やしていく方向で修正していこうと思います。
まず前腕はパーツごとにざっくり塗り分けていたのですが、手首周りの部分を白くします。
前腕に続いて、ヘッドユニット・太もも・腹部を白くしました。 白の面積を増やして全体の統一を図った結果、すっきりとした印象にかなり近づきました。カラーパターンはこれでOKとします。
ヘックス迷彩マスキング塗装
ヘックス迷彩マスキングシール(試作品)を使ってホワイトのパーツをマスキングします。
マスキングしたパーツにニュートラルグレー1を吹き付け、吹き付け後はなるべく早くマスキングシールを剥がします。
塗料が乾燥する前にマスキングシールを剥がすと、色の境目の毛羽立ちを予防する効果があり、仕上がりが綺麗になります。
迷彩塗装後は下記の画像です。 EXホワイトとニュートラルグレー1の迷彩は色の差が少ないのでとても落ち着いた感じで、ぱっと見では気づかないくらいソフトな迷彩模様になります。
先日紹介した、秋色コーデのメカトロメイトをスプリンター迷彩したときと同じ色でヘックス迷彩を行ってみると下記のような感じになります。
使用したのはライトガルグレーとタンの組み合わせです。瓶の中の色そのままの状態で相性の良い組み合わせの迷彩を探すのは楽しい作業です。
本体の塗装が一通り完成したので塗装編ここまでです。次回は仕上げ編です。
使用キット
フレーム・アームズ
・三二式一型 轟雷・改
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