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千値練 RIOBOT デルフィング テストショット レビュー

デルフィング試作品が来ました

漫画原作が好きなのと、元々手がけられていたシリーズ(特に凸とかね)でよく遊んでいた事もあって、思い切ってレビュアー募集に応募し、抽選の結果、製品を送って頂いた次第。以下はRIOBOTシリーズ デルフィングのテストショット品レビューとなります。

ブレイクブレイドは、フレックスコミックで連載されているそうなんですが、近所ではその雑誌を見かけたことがなく、コミックスで追っかけています。このブレイクブレイドで変わっているのが、いわゆる「エネルギー」に当たるものが、「石英」なんですね。核融合とかじゃない。なので、出てくるゴーレム(ロボット)もオイルが垂れる事もなく、どんな音で動くかもよくわからず(ガッシャンガッシャン?)、装甲も掘り出したものかも。で、デルフィングは古代使われていたゴーレムなんだけど、デルフィングはデルフィングは石英を操る力で動いてる訳ではないんですが、まぁ、その辺りはコミック読んで。面白い。とにかくシギュンがかわいいのです。

めちゃめちゃ動くよ

自分がメカ系プラモデルとか作る時にあんまり可動とかはどうでもよくて、とりあえず足が設置すればいいかなとか思ってるんですが、劇中のポーズとか取らせたいと思ったらやっぱり動く方がいいよね。なので、個人的に気になるのは攻撃ポーズを取った時に「足が設置するかどうか!」なんですが、これがばっちり。ボールジョイント+引き出し式のパーツがあってほぼ設置する。つま先も曲がるしいい感じ。

良くできた1/144のプラモを触ってる感じ

プラモ並みにモールドがしゃっきりしてる。スライド金型のお陰で一体整形の部分も多くて、無駄にパーティングラインが出てこない。肩くらいかな? 特に凹系がくっきりしてるので思わず塗りたくなった。あと、どうしても可動に注目が集まるのはしょうがないとして、良いスタイルに仕上げられてるのが良かったです。凸の時でもそうだったんだけど、原作を生かしながら上手く消化してる感じ。ぼろぼろの布の表現が関節にあるんだけど、ほかの部分とは成型する素材が違ってて、軟質系。なので可動も妨げない。ぼろぼろ表現が上手くて布に見えるし、いいね。顔の造形すばらしい。奥まったところもシールとかじゃなくて、しっかり彫り込んである。

それと、スタンドがとにかくいい、これは毎度セットにして販売して欲しい。あと中に挟む台紙とかあると楽しめそう。草むらとか、岩場とか。

ちょっと気になったのは

肩のアーマーがぽろぽろ取れるくらいだけど、これは改善されると思う。結局ボンド付けて軽く接着してしまった。あとは、武器類が形状によってはスポンスポンしてるところかな。細い柄の剣が手に保持できないくらい。

9月末に発売との事なので(予約済み)大期待してます。

ポージンジング集が欲しいかも

これはほかのよく動く可動系フィギュアのときもそうなんだけど、動くだけにどうやったら上手いポーズが取れるかわからない。今回は腰を突き出し気味にして、肩は胸を突き出す様に鳩胸系に、足はすこし開き気味で膝を前に出すという、いわゆるあれ。動くだけに変な格好にもなりやすい。なので、見本がいっぱいパッケージにあると、これを目指してポーズ付けよう!とかなるので、ポーズ写真はいっぱいあった方が嬉しいと思います。

(C)吉永裕ノ介・フレックスコミックス/「ブレイク ブレイド」製作委員会