小さいけれどあとから効いてくる
効いてくるのは、サフェーサーやグレーを塗装したあとですね。
オンラインショップのセレクトアイテムとして丸ビット、面取りビット(わかりにくいので弊社で名前を変えていますが、スチールバーなどと呼ばれる中の型番の一種です)を販売していますが、最近サイズラインナップを拡充しました。
丸ビットの極小サイズ、面取りビットの中途半端な.25サイズです。
まずは丸ビット極小サイズの出番がいつなのか!?という点について。意外に、多いのでは(特に最近)。
左側。インジェクションキットでよくある形状です。金型の向きと、するっと抜けるようにする関係で、円すい形の彫り込みになっていたりするのですが、これをぱきっとした右のように加工できるのが、極小の丸ビットです。穴のサイズより大きなサイズとかだと無駄に広がってしまうので、しっかりノギスで測ってから適当なサイズを選びます。
丸ビット及びほかのツールも、手回しで使います。ピンバイスに加えてもいいですが、プラ相手なら手のほうがコントロールしやすいかも。左の0.7mmのくぼみに対して、右が同じ0.7mmの丸ビットでぐりっとやった例です。ぱっきりしますよね。ここにエナメル塗料で塗装して拭き取るのも塗り分けに便利です。
もう1つの使い方
左は0.5mmの穴を開けただけの状態。なかなかに現実の量産品にはなりにくい&フチ部分が壊れやすい形状。これを右のようにします。
0.7mmの丸ビットで上部分を繰り抜きました。影も入りますし。
丸ビット 0.5mm(1個入)[BALLBIT05] 丸ビット 0.7mm(1個入)[BALLBIT07] 丸ビット 1.0mm(1個入)[BALLBIT10]
売り場はこちらより。
高価なツールではないので、サイズを揃えておくことをオススメいたします。いざ!