ひさびさのベーシック形状のパイプシリーズ一新
現行のパワーパイプシリーズまで含めれば第四世代のパイプシリーズです。素材と工程を見なおして、使いやすい価格帯でリリースできることになりました。日本で生産、素材は真鍮でニッケルメッキをしています。カラーも加工可能な金、黒などはリリース予定です。
以前のタイプに比べて、価格面でだいぶ下がっているのもセールスポイントですが、専用のスプリングが用意されていることと、幅が以前のものより狭くなっていますので中のスプリングが見えにくくなったこととが挙げられます。幅が狭くなった恩恵でキツイ曲面にも馴染みやすく改良されました。
使い方のコツがあります
特別扱いが難しい部品ではないですが、ストレスなく組み立てや組付けをするには、コツがあります。フレームアームズを使って紹介します。同シリーズではエネルギーパイプやホース系のディテールは少ないですが、ほかのプラモデルを作る際の参考になれば幸いです。
今回のテストボディーは、ジャンクの状態で転がっていたカグツチと、レヴェナントアイです。カグツチのボディー内部をひっくり返したのと、レヴェナントアイの足がくっついています。あとはいろいろ。
自立します。なんとか。
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上の穴と、太ももの穴を繋ぎたい。意味は無い。
使う材料は
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MZパイプの外径5.0mm(20個入 写真では11個しかないです・・)と、精密スプリング外径2.9mm。MZパイプ5.0mmの内径は約3.0mmなので、2.9mmのスプリングを使います。
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精密スプリングシリーズは、使用する金属線を細くして作った模型専用品です。バネとしての機能は捨てて、ディテールの細かさに特化しました。右が一般的な同径のスプリング。線が細いことで、中に入れた芯の針金が見えにくいことと、マクロ撮影にも耐えられる細かさが特長です。
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スプリングの中には針金を通して、曲げたり表情付けができるようにします。ホームセンターなどで買えるアルミ針金の色がなるべく黒いものがオススメです。これは1mmの太さの針金ですが、使いたいパイプによっては0.5mmくらいの細さが必要になりますので、サイズには要注意です。
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針金とほぼ同じ太さの穴を開けます。後に針金と穴をエポキシボンドで接着します。
ここからコツの部分です
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針金を必要な長さに切り出して、スプリングもそれより少し短く切ります。
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このくらい飛び出た部分を、先ほど開けた穴に塗装後に接着します。
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メタルパイプや、プラ製パイプでもそうですが、根本がぶらんぶらんになったり、うまく保持穴に差し込めてなかったり、中の針金が引っ込んでしまったり、イラッとしてしまうのを防ぐために、針金をスプリングの内壁を固定します。使うのは2液のクリアエポキシボンドです。パイプ系の工作で難しいのはこのぷらぷら解消法くらいです。
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よく混ぜ、よく塗り、よく突っ込む
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乾かせば、針金が抜けない、スプリングの完成。これにあとはパイプを通していけばOK。瞬着でもいいんですが、衝撃で外れたり、白化したりあまりいいことがないのでエポキシボンドがオススメです。
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数が足りてないんですが、こんな感じで上下とも固定されます。針金が中で動かないので、針金だけ引っ込んでしまったりとかは皆無です。よく乾かしてから取り付けないととねちゃねちゃになります。
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パイプも塗装後に、針金を先ほど開けておいた穴に固定すれば、完成です。
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