ラプターいいキット!
横山先生より製作をブログで紹介してもいいよ!と許可いただけましたので、定期的に新キットの紹介と合わせてディテールアップパーツを紹介していきます。
お題はこれ
WAVE Ma.K. 1/20ラプターです。ルナポーン以降の新設計なので30分もあれば簡単に組み上がってテンション上がります。ポリパーツのパーティングラインをちゃんと消して、あとは丁寧に組んでいけばすぐ塗れるようになるんですが、ちょっと腰高感があるので、パテ類や補助パーツを使用しない程度で二箇所ほど改造していきます。簡単です。
まずは足パーツを改造
加工するのはこの3つのパーツです。
ボールジョイントがある側をニッパーで画像のように切り落とします。
左が通常の組み方。右がピンを保持する穴もカットした状態です。付け根ちょっとですが下に下がります。
左右も同じようにピンがあたる部分は全部カット。あとで足首用のポリパーツが入ってくるので周りも適当に削ります。
もう接着しちゃいます。いきなり瞬着でとめてもいいんですが、ねじる力がかかって意外にパカっと開いてしまったことがあるので、セメントSでくっつけてから隙間を瞬着で埋めるようにしています。
説明書ではポリのラインパーツをハメるようになっていますが、あとでスプリングやメッシュチューブなどを入れるの無しで組み立てます。接着しました。
次は腰パーツの加工
鉛筆で適当に引いてみましたが、ここをカットします。この余剰部分が腰パーツに当たって腰高になるので超音波カッターがある方はそれでカット。私はニッパーでざくっと。エッチングソーが一番安全かもしれない。
左右の足をハメるとこんな感じ。
ここにハマるわけですね。強度は落ちますが、ポリ関節をカットするともうちょっと差し込めます。
この鉛筆で塗りつぶしたところも削っていくと突っ込めますが、割れそうでギリギリです。ここまでやればかっこ良く体重が乗った感じのプロポーションに!
マッチョだぜ!
右がそのまま組んだ物。左が小改造したラプター。足首の隙間が詰まっているのと、太ももがかなり上についているのがポイント。前垂れが膝に近づいてマッチョになります。
全高が目測3mmくらい変わります。
足首が一番効果が高いのかもしれない。
次は置き換え系を
マシーネンクリーガーは、例外を除き、戦車みたいに組んでから塗る方法のほうが簡単に楽ちんに塗れるので、組んでから塗っていきます。
上記の工作は必須ではないです。でも、せっかく作るのだからカッコイイほうがいいと思いますし、ニッパーとカッターしかいらないのでおすすめです。次回は合わせ目消しをしたあとに、六角ボルトやレーザーの発射口などの成型をしにくいパーツを置き換えていきます。その後、塗装編です。それまでには筆の案内ができるかできないか、わかりません。