ハイキューパーツの公式ブログ「テクニカルガイド」

エポキシ接着剤を綺麗に使いたい

注射器みたいなエポキシボンド

 

作るジャンルによってはまったく使ったことがない人もいるでしょうし、よく使うという人もいると思うエポキシボンド。私の主な使い道は、食玩サイズの模型の固定や、塗装済みパーツの固定、ガレージキットの最終組立などに使います。

 

その前に

突然始めた「これいいよというモノ」とカテゴリーは、弊社の扱いはないけれど、普段使っていてこういう使い方にいいよとか、これ便利とかな商品を紹介するカテゴリーです。模型用として使えるものが主体です。

砥石とか、扱ったりもするかもしれませんが、基本的には他様の商品を紹介してPRするところです。

 

エポキシボンド

エポキシボンドは接着剤の一種です。1液タイプと、2液タイプがありまして、いろいろ特性はあるのですが、2液の方が強力だというのが多い。

今回紹介するのは2液エポキシボンドで、容器が注射器みたいなタイプです。

いろいろなパッケージがあるっぽいのですが、これも同じものです。

他メーカー製もありますが、要はこのシリンダータイプ(注射器みたいな)だったら、使い勝手は大差ないかと思います。

ちなみに今から使うのは、モノタロウで買ったものです。東急ハンズにもありますし、大きいDIYショップやホームセンターにはあるかも。

 

クリーンだよ!

すでにかなり使った後ですが、このタイプは1:1で同じ量を簡単に出せます。時々使う人にはちょっと量が多いかなぁと思われるかもしれませんが、エポキシボンドの硬化不良の原因は混ぜ不足が主なので、ちゃんと量を出して混ざっているところから使うとコレよしです。

一旦硬化不良したものが接着面につくと、ネチョネチョの上にさらにネチョネチョを重ねることになり一回剥がさないといけません。なので、ね。ある程度多めに混ぜるといいんです。

 

キャップを外すとこの状態です。こっからムニューっと出るわけですね。

 

黒い部分を手の平にあてて、押すと出る!

 

でちゃう

 

出したらちゃんとキャップを被せておきます。

 

保管はちょっとコツがありまして、

味付け海苔とかの容器に逆さまに入れておくと、下に空気がたまらずにすぐ出せます

 

これは5年前くらいにかったエポキシボンド。無くしたと思ってたんですけどね、まだ有りました。まぁなくさないひとはこれでいいんです。私は大きくないと片方なくすので(ポリパテとか硬化剤が行方不明に)

 

混ぜる

あとは混ぜるしか紹介することがないんですが、一応最後まで・・。

爪楊枝とかを使って2本で混ぜる。これマメ。下に使っているのは小さいペーパーパレットです。エナメル塗料とか混ぜる時によく使っています。

 

よく混ぜたら、接着するだけなんですが、、

 

ちょうどポロポロしてシルバーホークを発見。

 

がっちりな。5分で初期硬化。4時間で完全硬化。張り合わせがちょっと早かったので

 

マスキングテープで固定しました。これで放置しておけばずれないしいいね。

 

シールの裏とかツルツルの

ペーパーパレット使ってもったいね。あほ。という人は、普段あるかわかりませんが、シール用紙の裏紙とかもつるつるしてていいです。

カールしてたので折り目をつけました。

 

どっちにしろ丸めてぽんで終わりです。片側の液だけでもネチョネチョなのでその辺りの机とかに垂らすと大変です。

 

瞬着は衝撃に弱いし、万が一の白化(特に気化した時の通り道)が怖い。レジン製フィギュアなどで塗装した後に組み立てる場合は、エポキシボンドが多用されているようです。

以上注射器型のエポキシボンドは便利というエントリーでした。