付属の専用UVLED
先日twitterでも付属のUVLEDに関する質問にありました件をまとめておきます。
- 紫外線LEDはすでに持っているので毎度付属しなくても良いのですが・・・
瞳用ジェルクリアに付属する紫外線LEDは398nmの波長のものです。この波長のものは市販もされていますが、紫外線硬化(特に透明の物)には波長以外にも「相性」があり、375-398nmまでを含む10数個取り寄せた結果、ほかに合うUVLEDは一種類しかありませんでした。
波長が同じでも正しく硬化しなかったり、硬化不良を起こして表面に粘着質が残ったりと、正常なもの、また安定性がなかったので、当該の瞳用ジェルクリアに適した紫外線硬化専用のUVLEDを付属させています。
ネイル用の大きな紫外線蛍光灯装置は試してないので硬化するかわかりません(おそらくすると思います)が、速硬化を謳うものは1万円以上はしますので、あらかじめ安価な専用LEDを付属させています。国内メーカーで製品が安定しているものです。375nm、385nm付近でも正常硬化しないためご注意ください。
なので、最初はUVLEDを付属させる必要があったわけですね。頃合いをみて、中身だけの販売もありますが、そうそうなくなる樹脂量ではないので当分は持つと思われます。
UVLEDをキーホルダーに換装
さて、本題です。
瞳用ジェルクリアに付いてくるUVLEDをキーホルダーに入れるわけですが、不安定要素も多く、この方法はあまりおすすめではないです。
考えられるのは
- スイッチが上手く動作しない
- 電池交換のたびにネジが緩くなっていく
電池で挟むだけのむき出しでは嫌で、工作がしたいという方にだけおすすめします。
むき出しのLEDの方が電池交換など楽ですし、使用に支障はないです。
100円均一にあるLEDキーホルダーに、付属のUVLEDを換装します。実際に売っているところを見たわけではないのでどの店でというわけにはいきませんが、樹脂製のキーホルダーがあることは知っています。在庫分しかないですが、直営ショップでも販売します。
パッケージがどのような感じかわかりませんが、弊社の扱いのものだと画像の状態です。
もともとUVLEDキーホルダーをスペック通りに発注したもののですが硬化しなかったため、不良在庫となっているものです。
四つのネジで止まっているだけです。ドライバーで外します。
※中に入っている電池では付属のUVLEDには足りませんので、電池、中に入っているUVLEDは取り除きます
用意するもの
必要なのは、CR2016電池2個と、瞳用ジェルクリアに付属していたUVLEDです。
ペンチなどで元々入っていたLEDの形に合わせて端子を切断して同じような形に曲げます。ただし、今までは電池1個用になっているため、現物合わせが必要です。
こんな感じ。プラスマイナス(アノード、カソード)はどっちを曲げてもいいです。電池の向きを合わせて変えればいいので、気にせずやります。
小さなスイッチが付いていますが、端子が電池に触れたときに点灯するようになっています。上側(スイッチがある側)にくるのが、直線の端子の方です。
電池の向きを確認したら、蓋を閉めてネジで止めるだけですが、スイッチがちゃんと動作するように端子を曲げられるかどうか、ここ重要。ここしか頑張りどころがないので、ちゃんと動作するようにトライアンドエラーです。
点灯チェック
小さいスイッチですが、左にあるときはオフ。右にスライドさせるとオンになります。
それと、画像の方向で摘むと点灯するのが、正常な状態です。
キーホルダーに換装すると、見た目がよくなるのと、点灯しっぱなしにできる・・・くらいですかね。
あと、抵抗を挟んでないですが、ボタン電池位だとなくても問題ないので気にしないほうがいいです。減光したいときなどには必要ですけどね。では。