ラリー仕様にディテールアップ
今回のウィーゴはラリー仕様をイメージということで、ウィーゴと同じハセガワ社の「ダットサン フェアレディ 240Z 1971 サファリラリー ウィナー」(以降240Z)のキットから、デカールやラリー仕様パーツを拝借してウィーゴに組み込みます。
タイヤを付けてしまおう。
早速ですが、車っぽさを強調するならタイヤでしょ!ということで四肢にタイヤを付けます。
この時点では1/24キットのホイールだと大きすぎたので、1/32の痛車キット(昔買った けいおん!の痛車 RX-7 FC3S)から拝借したものを使いました。
カーモデルのタイヤのパーティングラインについて、最新のキットでは改善が進んでいる箇所ですが、センターにゲートとラインがある構造のものが多いです。一般的なカーモデルであれば組んでしまえば目立たなくなる箇所なのですが、今回はタイヤがむき出しなので目立たないように処理します。
今回は別用途で購入してあった、ユタカメイクの液体ゴムブラックを塗って表面をコーティングし、ゲートとパーティングラインを隠せるかのテストです。
液体ゴムが乾燥した後に、つやを消すために軽くつや消しクリアーを吹きます。乾燥したそのままの状態では粘着性があり、滑り止め用途に使われます。
ヤスリ掛けが甘かったためパーティングラインが浮きましたが、ゲートはほぼ目立たなくなりました。
塗り付けた液体ゴムは乾燥するとかなり痩せます。タイヤの表面に少しでも段差が残っていると乾燥後に浮きあがって見えますので、下地処理はしっかりと。ヤスリをかけて表面を平らにしておけばもっと綺麗にできそうです。
灯火類をラリー仕様に変更
240Zのキットから、増設用のライトパーツをウィーゴのヘッドライトパーツにそのまま被せました。バイザーのディテールがまつ毛のようで、目力アップ! 仕上げ段階で接着します。
サファリラリー使用の240Zと同じく左側にライトを増設
ヘッドライトにはちゃんとガラス部分を再現するためのクリアパーツが付いているのですが、実際に組み立てると少し味気なかったので、汎用のレンズカットのあるクリアパーツに交換しました。一気に雰囲気が変わりますので、旧車系キッにおすすめ商品です!
サイドインテークの加工
お腹の左右にあるインテークっぽい部分のメッシュディテールは、ドリルとナイフ、やすりを使い、くりぬきます。
くりぬいた部分には240Zキットについていたメッシュパーツを貼り付けます。
加工には少々手間がかかりますが、ディテールアップに加えて、塗り分けの手間が省けて一石二鳥です。
ラリー加工編はここまでです。次回は塗装編です。
使用キット
メカトロウィーゴ
・20 メカトロウィーゴ No.01 “うすみどり”
1:24スケール自動車
・ダットサン フェアレディ240Z “1971 サファリラリー ウィナー”
キット協力:ハセガワ