ハイキューパーツの公式ブログ「テクニカルガイド」

1/20 ラリーウィーゴ その2「電飾工作 後編」

電飾工作 前編のおさらい

前編ではウィーゴ本体にUSBコネクタを差し込む穴を開け、USB電源供給ボードとスイッチを内部に設置する加工を行います。

前編では、USB電源供給ボードとスイッチを取り付けました。

後編では、ワンタッチLEDシリーズのLEDランプを、ウィーゴのヘッドライト(眼)と、ブレーキ・ウインカーに取り付ける工作を行ないます。

ヘッドライトをLEDで光らせよう

ライトパーツの加工

ウィーゴのヘッドライト(眼)のパーツをワンタッチLEDで光るように工作を加えます。

このパーツを加工します

初めに、LEDの光を通すための穴を開けます。なるべく正確に、中心に穴を開けたいので、円形マスキングシールMの3.2mmの円に、十字を書いて中心を出したものをパーツに貼り付けます。

円形マスキングシールの中心をケガキ針で突いて、センターを出します。

ケガキ針で出したセンターに1.0mmのドリルで穴を開けたら完成です。

ドリルで開けた穴の裏側に、ワンタッチLEDを接着したら完成です(実際の接着作業は塗装後の組み立て時に行います。)

LEDは新色(今後発売予定)の電球色を使います。発売済みのアンバーよりさらに淡い発色をしており、自動車のルームライトや室内の間接照明、屋台のジオラマの照明に使うなどレトロ感を表現するのにぴったりのカラーです。

接着はハイグレード模型用セメダインを使用します。

ブレーキとウインカーを光らせよう

ウィーゴのお尻の左右にあるブレーキとウインカーを光らせます。

ブレーキランプの裏側にあたる部分に穴を開けます。こちらもケガキ針で突いてセンタ-を出し、1.0mmのドリルで穴を開けます。

本来はブレーキとウインカーはそれぞれが独立して点灯しますが、今回は簡易的にブレーキとウインカーはLED一つで光らせます。

ヘッドライトの時と同じく穴の裏側にワンタッチLEDを接着します。

以上で電飾工作は完了です。あとはUSB電源供給ボードと4分岐分岐ボード、LEDのコネクタを繋ぐだけで各部が点灯します。

ちなみに、今回使用する基板は、市販汎用タイプを「約4秒間隔で点滅するパターン」に書き換えした基板を使用しています。4分岐分岐ボード(EXB4系)は、点滅パターンを弊社で書き換えが可能です。お気軽にお問い合わせください。

実際に光っている動画は、完成編で紹介します。


電飾工作 後編はここまでです。次回はラリー加工編です。


使用キット

メカトロウィーゴ
20 メカトロウィーゴ No.01 “うすみどり”


キット協力:ハセガワ