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陸上自衛隊06式-Ⅲ型戦車 ろく[カスタムVer.] 完成編

お題は、陸上自衛隊06式-Ⅲ型戦車 ろく[カスタムVer.](以下カスタム)です。

ラインナップには標準版の「陸上自衛隊06式-Ⅲ型戦車 ろく」もありますが、両者の違いは成型色と手の形状です。無印の方は、いわゆるカニ爪の3本爪。カスタムは5本指です。塗装がしやすいのでカスタムを選びましたが、古いアニメに登場しそうなカニ爪のデザインにはノスタルジックな魅力を感じます。

塗料瓶と大きさ比較。1/35スケールの模型なので、全高約3.6m。観光バス(50-60人乗車)の全高くらいの高さです。※キット高さが頭頂部まで約105mm
左が無印のろく、右がカスタムVer.。手の形と成型色が違います。※デカールは弊社のテスト品です
カスタムVer.には格闘家みたいに勇ましい手のパーツも付いています。かっこいい。

クラウド迷彩で塗装

カット済みのマスキングシート
クラウド迷彩用マスキングシール3 M(3枚入)試作品を使って塗装しました。

注意:使用したものは、形状が同じく、素材色が似ていますが別ものです。模型サイズの曲面にも使いやすいように、柔軟性がある素材に置き換える計画があり、素材の実地テストをしています。将来的に新素材版商品が追加、または素材だけが置き変わる予定。柄は同じものです。

同マスキングシートの付属の説明書にある色の組み合わせ例から①ライトグリーン、②オリーブドラブ、③ジャーマングレーの3色迷彩に塗装。①→③の順番で塗装します。

付属説明書の左側と同じ工程で塗装しました。

ライトグリーンを塗装後、マスキングシール貼り付けて、さらにオリーブドラブを塗装した後に、マスキングシールを再度貼り付けた状態です。説明書では(4)の場面です。
上の写真にジャーマングレーを塗装してから剥がすと、迷彩模様の出来上がりです。塗料の縁が浮き上がったり、物理的な塗料の段差ができているので、クリアを塗装してからデカール貼りや、ツヤ調整をします。何もしないでデカールを貼ると、表面がガタガタになります。また、下地の影響が出にくい隠蔽力の高いデカールを使います。
残りのパーツも同じく迷彩塗装をして迷彩塗装は完了です。

デカールは試作品

六のデカールも含めて試作品を使用しています。漢字のデカールを新たに発売する予定があり、何文字か作字中です。ほかに警、壱、弐、伍、改などを予定。

六とA3以外のデカールはキット付属のデカールを使用しています。

テールランプを手軽に塗れたら

テールランプの赤とオレンジを塗り分けるのが大変なので、ブラザーのカッティングプロッターSDX85を使って赤い塩ビシール(カッティングシート)を切り出しました。同心円、正円で作図して、内径3.7mm、外形5.7mmでジャストサイズに切り出せます。内側のオレンジは平面ではないので塗装しました。

完成写真

使用キット

・陸上自衛隊06式-Ⅲ型戦車 ろく[カスタムVer.]


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