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モーモーマスキングシールの使い方

こちらの記事はモーモーマスキングシールの使い方についての記事です。モーモーデカール(水転写式デカール)の使い方については別の記事で解説してあります。

製品付属のカードでは、基本的な使い方のみを解説していますが、こちらでは実際の塗装したスプーンで詳細な解説をします。

下の例では、Mサイズを使用しています(2025年12月18日現在で、Mサイズのみ販売中

Mサイズは、全高 約150〜180mm(1/12スケールの人など)への使用を想定しています。

塗装①

下地はガイアカラー EXホワイトで塗装しました。ホワイト系ではEXホワイトのほか、同社インテリアホワイト(暖色系のホワイト)もおすすめです。コーラルピンクに黒模様なども似合います。

塗装例ではスプーンを使用します。カレーライスを食べるときに使うサイズのスプーンで、EXホワイトを塗装しました。

このあとの工程はマスキングシールを貼り付ける工程ですが、塗装の教本(塗装の小枝などでも紹介されています)などに倣って、クリアを塗装しておきます。
EXクリアを使用しています。

塗装② クリア塗装 〜失敗時のリカバリーのため

どんなに注意していても、マスキング塗装では塗料がはみ出しや、漏れてしまうことがあります。そのため、全体にクリア層を塗装しておいて、あとでコンパウンドを使ってはみ出し部を削るときに、削り代(クリア層)を設けておくと、作業がしやすいというやり方です。

あとの修正が面倒くさい色の重ねなどを塗装するときは、予防策として有効です。

はみ出した塗料を削っても下地に影響を与えにくいので、下の色が薄くなったり、下地が出てしまうなどのトラブルが予防できます。

カス取り

①商品のマスキングシートは、不要部分のカス取りが必要な仕様です。先端が鋭いピンセットや、ケガキ針などを使って、柄の不要部分(斜線部)を取り除いてください。専用工具も市販されています(カス取り棒、カストリ、カス取りエア抜きペンなど)。

マスキング①

②よく乾燥させたあとに①で作業したシートを貼ります。

このカット済みマスキングシートの良い点は、柄をひとまとまめにした「島」にしたことです。模様同士の隙間調整が不要で貼って塗れば、それっぽく模様が作れる仕組みです。

マスキング②

③「島」と「島」との間は、切り出したマスキングシールやマスキングゾルなどで塞ぎます。

塗装③

④黒色や、こげ茶色などの任意の色で模様部分を塗装します。模様をすべて塗りつぶさず、毛足を残すように塗装すると布感が出せます。

このスプーンは、EXブラック85% + レッドブラウン15%で混ぜた塗料で塗装しました。

完成

⑤すべてのマスキング素材を剥がします。ノリ残りが発生している場合があるので、清掃してください。塗料のはみ出しは、コンパウンドを付けた綿棒などで擦り落として修正します。つや消しクリアなどでコーティングして完成です。

ポイント

それっぽく塗装するためのポイントは、はみ出しです。このマスキングシートは、牛柄の「プリント布」を再現するものなので、末端は模様がはみ出すようにマスキングすると、それっぽくできます。