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ワイプロッドADの使い方

凹溝に入れたスミ入れの拭き取りに使う

低発塵素材のスポンジに、ジュラルミン素材(合金アルミの一種)を組み合わせたのがワイプロッドADです。

ADはアノダイズドジュラルミンの略称。アルマイトの呼称のほうが聞き馴染みが良いですが、同じく陽極酸化皮膜処理です。アルミはアノダイズしないと腐食しやすいため、陽極酸化皮膜処理してあります。

ワイプロッドADは、塗料の溶剤(塗料に合わせて溶剤を選択)を染み込ませて、塗料を拭き取る作業に向いています。

大きく拭き取りが必要な場合に、いきなりスポンジで拭き取ると、作業スピードが落ちるのと、スポンジの寿命が短くなります。大まかな拭き取りは溶剤を染み込ませたウェスなどを使い、細部やエッジ部でワイプロッドADを使います。

エナメル塗料を使う場合は、エナメル用溶剤。水性塗料を拭き取りに使う場合は、水性塗料用の溶剤を使用してください。

スポンジの先端・斜切付近まである長い軸棒は、スポンジの能力を最大限引き出す設計。指先の感覚がスポンジの先端付近までダイレクトに伝わるため、扱いやすく、力をかけることもできるため、拭き取りラインもシャープに仕上がります。

指先感覚で使える「ダイレクトな触感」が特長です。

凹ディテールの塗り分けに使う

凹ディテールを塗り分ける時は、スミ入れのときよりも濃い目の塗料で塗装します。乾燥後に塗料の溶剤(塗料に合わせて溶剤を選択)を染み込ませて、塗料を拭き取ります。

拭き取りたい場所によって、拭き取りに得意なスポンジの場所が変わります。左の例では、側背面(峰)を使って拭き取りました。

塗料のエッジをシャープに拭き取れるので、仕上がり線もきれいに仕上がります。

TIPS:水転写式デカールの貼り付けにも使える!

水の含浸にも使えるので、水転写式デカールの貼り付け時に水を追い出すときや、拭き取るときにも使用できます。ただし、水を使用した場合は、軸やスポンジ部の水分をよく拭き取ってください。湿ったまま放置すると、カビや雑菌が発生することがあります。

TIPS:眉毛を描く時の形の整えなどに特に向いています

筆などで大きめに塗ってから拭き取る作業の代表格は「眉毛」の描画ですが、軸棒がしっかりしていることが生きる場面です。斜切の先端をコントロールしやすいため、線シャープに掻き取れます。

スポンジ交換時に注意すること

軸棒は、スポンジの側面が正しくフラットな状態で取り付けたときに適正になるように設計されています。下の写真はスポンジを押し込みすぎの状態です。端面を使いたい場合は、軸棒が傷を付けてしまいますのでスポンジの押し込み過ぎを修正してください。

スポンジを強く押し込んだままだと、側面が変形し、先端の金属部が露出しやすいため、側面がフラットな状態まで調整してから使用してください。

TIPS:先端の飛び出しが気になる場合は

スポンジの先端近くまで軸棒があるため、端面(斜切部)を使いたいユーザーには「軸が対象物を傷つけるのではないか?」との心配があると思います。飛び出しの調整にはM2のワッシャーがシムプレートとして使用できます。1-2枚入れることで好みの長さに調節可能です。

(例:タミヤミニ四駆シリーズに同梱されている直径6mmのワッシャーは、内径2.0mm・外径6.0mm、0.4mm厚み)

スポンジの清掃

先端が汚れてきたら、キムワイプやホコリの出ない使い古しの綿布などで、塗料を転移させて清掃できます。スポンジが乾燥している場合は、使用した塗料の溶剤で湿らせた後に清掃作業をしてください。

■スポンジは消耗品です。使用した塗料用の溶剤で清掃しても、汚れを拭き取れなくなった場合や、スポンジの先端が崩れてきた場合は交換が必要です。
■指定された模型用途以外には使用しないでください。
■水を使用する場合は、軸棒の水分をしっかり拭き取ってください。放置するとカビや雑菌が発生する恐れがあります。
■誤飲・誤食の危険があるため、お子様の手の届かない場所で使用・保管してください。
■不良品・不足品に関しては、商品到着後7日以内に購入店舗へご連絡いただければ交換いたします。
■使用に支障がない範囲で、予告なく仕様が変更になることがございます。あらかじめご了承ください。

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