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応用編:蛍光色を活かした印刷・瞳デカール用下地白

蛍光色+UVライト

「蛍光」白トナーなので、UVライト(ブラックライトでも可)で反応してよく光ります。下の画像はUVライト照射+長時間露光で撮影しています。

蛍光色+CMY

うまくコントロールできないのですが、K混じりのCなどのデータを作ると、青っぽい白など変わった色が出せます。が、プリンター自体はレイヤー印刷に対応していないので数値を変えながら印刷してみないと効果がよくわかりません

瞳デカール用に白目が印刷したい

白とカラーを同時に印刷できないかということですが、上層下層に分けて印刷するのはプリンター自体がレイヤー印刷に対応していないので無理です。また、CMYに白を混ぜ込んで印刷するのも、色の調節幅が狭まるため現実ではありませんでした。

結果、白目は別に印刷し、あとで物理的に2枚を重ねて貼るのが品質面からも一番現実的でした。上の画像では一気にCMYKモードで印刷していますが、白目部分は問題ないものの、CMYのみで表現したフルカラーは全体的に抑揚がなくなります(右側画像)。