ハイキューパーツの公式ブログ「テクニカルガイド」

ピクセル迷彩デカール使用例「漸雷強襲装備型」

4月中旬にピクセル迷彩デカールが発売になります。ヘックス迷彩デカールから続く、迷彩・模様系デカールの第二弾です。自社印刷のSIJ印刷方式(特許出願中)で作ったもので、薄く、三次曲面にも馴染みます(要溶剤)。弊害でノリが弱くなっているのですが、将来的にはノリ部分も改良したいです。現在発売しているマスキングシート版は、「ドット迷彩」としていますが、迷彩の部類としては同じものです。受発注の混同を避ける目的で、違う名前にしてあります。ドット迷彩用マスキングテープの方よりかなり細かい柄でできていまして、マスキングテープの方の最小が1.5mm角。こちらは1.3mm角です。これ以上小さい柄だと貼るのが大変になるので、1.3mm角が最小かもしれません。できないことはないですが、貼り付けがいつまでたっても終わらないので辛いと思います。

漸雷強襲装備型

「ぜんらい」です。今回は漸雷強襲装備型を使って使用例を作りました。このキットに使ったのは、ピクセル迷彩デカール「ネイビー迷彩」です。

上の画像はデータから作ったサンプル画像ですので実際のものとは少し異なりますが、濃い目のネイビーブルー、グレー、白の三色の迷彩をデカールで表現できる「ピクセル迷彩デカール」です。薄い灰色に貼って、ほかの部分にネイビーブルー、ガイアカラー「黄橙色」を塗ると綺麗に収まるような色合いです。
下にある作例写真は、

  • グレー部分 成型色にデカールを貼り付け未塗装
  • 紺色(ネイビーブルー)部分は迷彩デカールを貼っていません
  • 肩の追加パーツなどはガイアカラー「黄橙色」
  • 武器は何かのガンメタ・・
  • 墨入れはタミヤ社スミ入れ塗料「ブラウン」

デカールは、先述のピクセル迷彩デカールと、NCデカール06 1/100 ホワイト、EXPデカール ナンバー 01 ホワイト

貼り付けるものによって、貼り付けパターンが変わるので、こう貼ればかならず良くなるという黄金パターンというのはないのですが、斜め貼りにすると破綻がわかりにくくなります。地面に対して水平にピクセルを合わせていくと、辻褄が合わない部分がでてくるので、斜め貼り推奨です。それと、GSIクレオス社「マークセッター」を水で薄めたものをデカールの下に塗布(ただし下が水性塗料の場合は弊社デカールフィクサー推奨。密着力はマークセッターの方があります)、それと、若干密着してきてから上に塗ると段差や曲面に馴染みやすくなりますが、あまり塗布し過ぎると収縮が止まらなくなりますので、かならず水希釈が必要です。必要以上に柔らかくなりすぎます。