「ウィッチ」 × TWRスラスター
メガミデバイスのChaos & Pretty ウィッチと
12月中旬に販売予定の 「TWRスラスター」 を組み合わせて、
推力を強化したカスタムウィッチを作ってみよう!というコンセプトです。
コウテイペンギンみたいな感じにしてみてはどうか?という方向性までは決まったのでまずは仮組します。
塗装でコウテイペンギンに近づけていくのがメインなので、今回の作例記事は塗装編が本番です。
仮組してコンセプトを固めます
ペンギンっぽくという以外、具体的にはなにも決まっていないのですがとりあえず仮組して考えます。
まずはペンギンの翼をイメージさせるために、スカート部分にコトブキヤのM.S.G「ベクタードスラスターA」を取り付けることにしました。
背中にも大型のベクタードスラスターを取り付けますが、こちらには12mmのTWRスラスターを装着します。
カラーリングは、ペンギンのフィギュアを参考に色を配置していくことにしましょう。
なんとなく方向性は定まったので、下地処理を行いながら細部を詰めていきます。
基本工作編
腰はネオジム磁石化
今回で2回目となる腰の工作です。胴体と腰それぞれに磁石を埋め込むことで、腰部分の合わせ目消し~塗装作業が簡単に行えるようになります。
股関節の動きに追従して動かせるので、元の可動もしっかり踏襲しています。
まずは胴体部分です。元からある可動用の小さな突起を切除して、同じ位置に2mmの穴を開けます。そこに2mm x 1mmのネオジム磁石を埋め込みます 。
腰は、スナップフィットのピンとピン穴を切除して、2mmの磁石を埋め込んだプラ材を接着します。
前回制作したラピッドレイダーに乗せている朱羅 忍者の腰にも同じ工作を施しています。併せてご覧ください。
「朱羅 忍者」の工作まとめ
・関節を磁石式に変換
塗り分けのためにスジボリ作業
「ここはあとで塗り分けよう」という箇所は、キットの形に沿ってあらかじめラインスクライバーでスジを彫っておきます。塗り分けの境目が綺麗に仕上がります。
塗り分け後に、塗り分けた色の濃いほうと同系色エナメル塗料でスミ入れすることで、塗り分けが綺麗に見えるようになります。
肌色パーツの簡単フィニッシュ
肌色の手足のパーツは、 ガイアノーツ「瞬間カラーパテ フレッシュ」 で接着して合わせ目を消します。こちらも恒例の作業。
前回紹介した「朱羅」の記事でも同様の作業をしています。無塗装で仕上げる場合もこの作業は効果大です。時間があればこの作業をオススメします。
ヤスリ掛けにはDCロックピンセット
細かな部分をヤスリ掛けする際に役に立つのが「DCロックピンセット」です。
小さく切った紙やすりや、形状に合わせてカットした「サンディングチップ」を挟んで、パーツをヤスリ掛けします。
DCロックピンセットは、ネジで ”ピンセットの閉状態をロックできる” ピンセットなので、指先の疲れを軽減できます。
上記で紹介したような細かい作業が連続するときに特に活躍します。
原型師の方に「原型磨き作業の補助ツール」として好評です。
工作編はここまで。次回は塗装編です。
使用キット・使用パーツ
メガミデバイス
・Chaos & Pretty ウィッチ
M.S.G モデリングサポートグッズ
・メカサプライ14 ベクタードスラスターA
© KOTOBUKIYA・RAMPAGE ©Masaki Apsy