レンズパーツを自作!
塗装編と順番が前後しますが、細部のディテールアップを紹介します。
グレネードランチャーのセンサーに貼り付けるレンズパーツを制作する方法を紹介します。
作りたいレンズのサイズを測り、同じサイズの円形メタリックシールを台紙ごとカットして、外枠を剥がします。
剥がした外枠は必要ないので捨ててしまって構いません。
今回は円形メタリックシールS ブルーの1.6mmを使用しました。
ガイアノーツのUVクリアジェルを円形メタリックシールの上に盛ります。
このとき、ジェルに気泡が入らないように注意しましょう。
UVライトの光を当ててジェルを硬化させたら、レンズパーツの出来上がり!
台紙から剥がしたレンズをセンサーに貼り付けたら作業は完了です。
偏光シールで目立たせよう
頭部メインカメラのクリアパーツは、キットのまま組んだだけではうまく光を反射しないので少し沈んだ暗い印象になってしまいます。
これをもっと目立たせたいので、パーツの上からオーロラグリーンシールを貼りました。
分解してパーツを取り出し、パーツ面より一回り大きいサイズのオーロラグリーンシールを切り出します。
台紙から剥がしたシールをほこりを巻き込まないようにパーツの上に貼ります。
パーツからはみ出でたシールを、パーツを包み込むように折り込みながら貼ったら完成です。
シワが入った場合は、そのシワを綺麗に伸ばすのは難しいので、新しいシールを切り出して貼りなおした方がうまくいきます。
失敗しても剥がせばやり直せるので、まずは一度チャレンジしてみてください。
シールを貼ったクリアパーツを組みなおしてみました。
作業前の画像と比べてみると一目瞭然。光源の光を強く反射し、ずっと明かるいイメージになりました。
同様に、シート後方のリヤフェンダーのクリアパーツにもオーロラグリーンシールを貼ってみました。
偏光シールなので見る角度によって色が変わります。
今回のように青いクリアパーツの上に貼ると、黄色からグリーン変化して見えるようです。
レイブレードも光らせよう
レイブレード・インパルスを象徴する武装、レイブレードの凹ディテールにも偏光シールを貼ります。
すこし複雑な形状の凹ディテールなのでまずはその形のトレース作業を行います。
パーツを平面スキャナ(弊社のものはエプソンのスキャナ)にかけてデータ化し、ディテールの線をなぞってマスキングシートを切り出しました。
微調整を繰り返してディテールに綺麗に収まるようにシールの形状をだします。
形状が決まったら、オーロラシールをカッティングマシンでカットします。
今回のように細くて長いシールを、一発で綺麗に貼るのはとても難しいですので、水貼りを推奨します。
パーツ表面にデカールフィクサーをひたひたに塗り、その上にシールを乗せて、パーツの上のシールを滑らせて、ディテールに合うように位置決めをします。
※詳しくはこちらを参照
クリアパーツにオーロラグリーンシールを水貼りする方法
シールを滑らせて位置決めをしたら、余分なデカールフィクサーをデカールスキージーで吸い取り、パーツにシールを密着させたら完成です。
使用キット
ヘキサギア
・レイブレード・インパルス
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